東ティモールのホルタ大統領がこのほどの中国公式訪問中、中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）の独占インタビューに応じました。

ホルタ大統領は「中国は長年、多くの分野で大きな進歩を遂げてきた。まず、経済建設の成果が注目され、経済と金融の面で世界の大国になったことだ。二つ目は国防力の現代化だ。これは中国を競争相手と見なしている国の嫉妬を引き起こしている」と述べました。

さらに「中国人は国際市場を研究する面でも知恵を働かせている。彼らは、世界中には1日にわずか2～5ドルしか使えない人が約20～30億人いることを知っており、これらの人々のために商品を生産している。これは、中国が安い商品しか生産できないということではなく、中国はハイテク製品も生産している。だが、世界中の貧しい人々にも買える商品を提供できるのは中国人だけだ。これこそ中国の知恵のよってきたるところだ」と述べました。

また、「東ティモールと中国の関係を『模範』あるいは『非凡』という言葉で表現したいと思う。私は、両国が相互理解と共通認識を結集させ、2国間関係をさらに深く切り開いていくことを望んでいる。私は中国が必ずしも資金面の支援だけではなく、私たちと専門知識、技能、経験を共有することを主に望んでいる。これについては、習近平主席も完全に賛同し、私たちにより大きな支持を与える準備をしてくれている」と語りました。（提供/CRI）