「ライブ配信キャスト」が中国の新たな職業に認定

CRI online    2024年8月5日(月) 9時0分

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「ライブ配信キャスト」という職業が「中国国家確定職業分類」で確立された身分とされることとなりました。

中国の人力資源社会保障部、国家市場監督管理総局、国家統計局は7月31日、共同で近年注目されている「ライブ配信キャスト(網絡主播)」を含む19の新職業、28の新職種の情報を発表しました。今後は「ライブ配信キャスト」という職業が、「中国国家確定職業分類」で確立された身分とされることとなり、このニュースはすぐにネット上の話題となりました。

これまで、一部の伝統的な観念では、「ライブ配信キャスト」にはきちんとした仕事に就いていないというイメージがあり、若者が「ライブ配信キャスト」の仕事をすることは「色眼鏡」で見られることが度々でした。しかし、これにより、「ライブ配信キャスト」は国から公式に認められた新たな職業となるとともに、正式な名称となりました。

既存の職業との比較で言えば、いわゆる国家新職業とは中国労働法と職業分類大典の関連規定に基づいて認定されたものを指します。具体的には、新職業として認定されるには少なくとも三つの条件を満たす必要があります。すなわち、職業分類大典に収録されていないこと以外に、既に一定規模の就業者がいること、および比較的独立し成熟した専門技能を備えていることが必要です。それと同時に、新しい職業が分類大典に掲載されるかどうかは、その社会性、技術性、安定性などの面を評価するために何重ものふるいに掛けられます。

最新のデータによると、中国のショート動画アカウントの総数は2023年12月時点で15億5000万アカウントに達しており、「ライブ配信」を手がけているキャスト数は1508万人に達しています。2024年のインターネットライブ配信の市場規模は5兆8000億元(約116兆円)に達しており、市場規模は2019年からわずか5年間で10倍以上に成長しています。(提供/CRI

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