anomado 2024年8月3日(土) 15時30分
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台湾メディアのBEAUTYは7月期の中国ドラマ再生回数トップ10を紹介した。写真は時代劇「顔心記」。
2024年8月2日、台湾のエンタメ・美容サイトのBEAUTY(美人圏)は7月期の中国ドラマ再生回数トップ10を紹介した。
再生回数を基にした集計によると、10位はマー・イーリー(馬伊琍)とトン・ダーウェイ(佟大為)主演の「錯位」で4億100万回。9位はウー・ジンイエン(呉謹言)とワン・シンユエ(王星越)主演の「墨雨雲間」で4億2700万回。8位はレオ・ロー(羅雲熙)とソン・イー(宋軼)主演の「顔心記」で4億3200万回。7位はヤン・ズーシャン(楊子姍)とルオ・ジン(羅晋)主演の「執行法官」で4億4000万回。6位はリウ・イーフェイ(劉亦菲)とトン・ダーウェイ主演の「玫瑰的故事」で6億2700万回。5位はシン・ジーレイ(辛芷蕾)とホアン・ジンユー(黄景瑜)主演の「孤戦迷城」で6億7300万回。4位はヤン・ジーガン(楊志剛)とヤン・シューウェン(楊旭文)主演の「唐朝詭事録之西行」で7億5000万回。3位はチャン・リンホー(張凌赫)とチャオ・ジンマイ(趙今麦)主演の「度華年」で8億6600万回。2位はヤン・ズー(楊紫)とチャン・ワンイー(張晩意)主演の「長相思2」で8億7600万回。1位はタン・ソンユン(譚松韻)とシュー・カイ(許凱)主演の「你比星光美麗」で10億9100万回だった。
9位の「墨雨雲間」について、記事は「6月に配信を開始した同作は、ピークを過ぎたものの、7月にも4億回を超える再生回数を積み上げており、後発の新ドラマにも勝っている。転生ものの原作小説をドラマ化した同作は、原作の枠組みを保ったまま、ベタなシーン展開をさせつつも見ているとテンポの良さと爽快感がある」と伝えた。
8位の「顔心記」について、記事は「上半期は『与鳳行』『慶余年(邦題:慶余年~麒麟児、現る~)2』『狐妖小紅娘』など多くの作品が配信され、口コミや再生回数が割れてしまい、韓国映画をアレンジした『顔心記』の熱度も低迷した。同作の問題点を挙げるとすれば、『狐妖小紅娘』と同様にシーン展開が平凡で、リズムやテンポも良くない上に主演2人のカップルぶりも弱いことだ。それが視聴者離れを招いている」と伝えた。
6位の「玫瑰的故事」については、「6月初めに配信を開始した同作は7月にも6億回以上の配信回数を積み上げており、コンテンツ力が落ちていない。リウ・イーフェイが演じる万人をとりこにするヒロインは、リウ・イーフェイでなければここまで好評になることはなかっただろう。同作のカメラワークの質の高さも視聴者を引き寄せるものがある。ストーリーはベタだが、面白い作品であることは間違いない」と伝えた。
4位の「唐朝詭事録之西行」については、「今年は『長相思』や『慶余年』など多くの作品の続編が配信されたが、いずれも前作ほどの高評価は得られていない。同作も22年に配信された前作の高評価を受けて今年配信された続編だが、映画・ドラマの情報サイト『豆瓣(douban)』では前作のスコア(7.9)を超える8.3を記録した。前作のスタッフがそのまま続編を制作しており、特殊効果やアクションもより細かなところまで作り込まれており、サスペンスの雰囲気も堂に入っている。筋の通った推理には知的要素を損なうところもなく、ストーリー展開もスムーズで不気味さも十分だ」と伝えた。
3位の「度華年」については、「主役の男女が両方とも転生した設定の同作は、同じ転生ものの『墨雨雲間』のような速いテンポとは違って、シーン展開に光るものがある。同作は7月のヒット作と言えるだろうが、往年のヒット作ほどの結果は残せていない」と伝えた。
2位の「長相思2」については、「好評だった前作から1年を経て配信された同作は、前作が配信された昨年のように盛り上がると期待されていたが、残念ながらそうはなっていない。前作と同時に撮影されたにもかかわらず、配信時期を分割したことで視聴者の熱を冷ませてしまったようだ。ただ前作ほどではないといっても、『豆瓣』のスコアは6.0以上を記録している」と伝えた。
1位の「你比星光美麗」については、「『長相思』や『度華年』のような時代劇の話題作が配信された7月を制覇した同作は、タン・ソンユンの人気のすごさに触れないわけにはいかない。『帰路』『向風而行』『請叫我総監』など、最近出演した作品はいずれも人気を博している。『你比星光美麗』に限って言えば、7月だけで配信回数が10億回を超え、視聴率1位の座も保持した。彼女こそ真の女王だ」と伝えた。(翻訳・編集/原邦之)
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