上海市で25日に行われた中国国際デジタルエンターテインメント産業大会（ODEC）で明らかになったところによると、今年上半期（1-6月）には、中国国内のゲーム市場の実際の売上高が前年同期比2．08％増の1472億6700万元（約3兆926億円）で、成長傾向は比較的安定している。ゲームユーザー数は6億7400万人で、再び過去最高を更新した。

会場では中国音像・デジタル出版協会が「2024年1-6月中国エレクトロニック・スポーツ（eスポーツ）産業報告」を発表し、その解説を行った。報告によると、中国独自開発のゲームの上半期の海外市場における実際の売上高は同4．24％増の85億5400万ドルに上り、増加の主な原因は新たにリリースされた製品の一部が大ヒットになり、売り上げの伸びをけん引したことだという。

1-6月には、米国、日本、韓国が引き続き中国のモバイルゲーム市場の主な海外市場になり、シェアは順に33％、15．66％、8．82％で、合計57．48％となった。ドイツ、英国、フランスのシェア合計は9．85％だった。注目されるのはシェアのベスト10にオーストラリアとイタリアが入ったことだ。

1-6月のeスポーツゲーム市場の実際の売上高は同7．24％増の691億4300万元（約1兆4520億円）だった。（提供/人民網日本語版・編集/KS）