靖国神社に落書きした中国の男が活動を再開、貴金属店で騒動

Record China    2024年7月27日(土) 9時0分

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25日、中国の迷惑系インフルエンサー「鉄頭」が仲間と貴金属店で騒動を起こした動画が注目を集めている。

2024年7月25日、靖国神社の石柱に落書きするなどの狼藉に及んだ中国の迷惑系インフルエンサー「鉄頭(アイアンヘッド)」こと董光明(ドン・グアンミン)が、偽造品の摘発と称して仲間と貴金属店へ乱入し、店員と口論になるなどの騒動を起こした動画が注目を集めている。

あるブロガーが検索大手・百度(バイドゥ)を通じて公開した記事によると、「日本での一連の行動でネットを震撼させ、帰国後は影も形も消えたような状態の鉄頭が、チームメンバーと共に再度注目を集めるニュースが起きた。25日に偽造品の摘発と称して上海の貴金属店を訪れた鉄頭が、店員と口論になるなどで衝突し、押し倒されて床に倒れている動画を多くのネットユーザーが目撃した」という。

動画では、仲間と貴金属店を訪れた鉄頭に対し、店員が金の価格について「1グラム当たり616元(約1万3000円)」と提示したところ、鉄頭らは店頭の製品にグラム数が明示されていないことを理由に、同店が詐欺行為をしているとの疑惑をぶつけた。そのまま鉄頭らは店側からの納得がいく釈明を求めたが、大声で騒ぐ鉄頭らに憤慨した店員と激しい口論となった。口論のさなか、突然現れた年配の男性が鉄頭を小突くなどの行為に及んだ。店員らが男性を止めようとしたが、男性は鉄頭を3回小突き、押し倒した。床に倒れた鉄頭に向かって「恐喝だ」と叫ぶ声もあった。

記事は「年配男性の登場後、2人が現場から逃走した。店員が追いかけたが、捕まえることはできなかった。年配の男性が現れたのは、鉄頭がおそらく防犯上の一線を超えたからだろう。床に寝ている鉄頭はなおも女性店員と激しく言い争っていた。非常にドラマチックな場面になった。この動画を見たネットユーザーはさまざまな意見をぶつけ合った。鉄頭の偽造品摘発のやり方が間違っているという意見が多数を占める一方で、鉄頭と貴金属店の両方に落ち度があるという意見もあった」と伝えた。

最後に記事は「実際のところ、動画を見た限りではどちらに過失や責任があるかを判断するのは難しい。偽造品の摘発活動については、鉄頭はもっと良い方法を考えた方が良いだろう」と述べた。(翻訳・編集/原邦之

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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