Record China 2024年7月26日(金) 15時0分
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中国のポータルサイト・捜狐に26日、パリ五輪のセキュリティーに懸念を表明する記事が掲載された。
記事は、「パリ五輪はまだ開会式が行われていないが、サッカーやラグビーなどの競技はすでに数試合行われている」とした上で、24日に行われたサッカー男子1次リーグ・アルゼンチン対モロッコの試合に言及。「レベルとしてはワールドカップ(W杯)に及ばないながら、オーバーエイジ(OA。24歳以上)としてアルゼンチンはアルバレス、モロッコはアクラフ・ハキミをそれぞれ起用するなど、スター選手も出場している」とした。
その上で、この試合ではモロッコが2-1でリードした後半アディショナルタイムにアルゼンチンがゴールネットを揺らした際、ピッチに観客が乱入し、爆竹が投げ込まれるなどの大混乱が発生し、約2時間の中断があった(その後VARでアルゼンチンのゴールは取り消し)ことに言及。「スポーツの盛大なイベントであるためセキュリティー問題が注目されてきたが、開幕初戦でその脆弱(ぜいじゃく)性が露呈した」と論じた。
さらに、投げ込まれた爆竹が選手の頭をかすめたことに触れ、「選手の身に危険が及んだだけでなく、(大会自体の)大きな安全上のリスクがあらわになった」「五輪以外のサッカーの試合でも花火や爆竹の持ち込みは厳しく禁止されているのは常識で、保安検査で没収されるもの」とし、「大会組織委員会が基本的な安全検査すらできないというのであれば、選手の安全はどのように保障するのか。組織委員会の『職務怠慢』が憂慮を引き起こしている」と指摘した。(翻訳・編集/北田)
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