中国航空工業集団によりますと、大型消火・水上救援水陸両用機「鯤龍」AG600が23日、初の型式検査承認（TIA）を取得しました。AG600が正式に中国民航局の審査・試験飛行段階に入ったことを示し、後続の耐空証明取得に向けた基礎を固めました。

中国民用航空耐空検定センターは同日、中国南部広東省珠海市で、AG600検定試験飛行前型式認定機関（TCB）会議を開き、AG600に初のTIAを発行し、航空機の構造状態、予想耐空、予想安全がTIAの要求を満たしていることを明らかにしました。

AG600は、中国が森林消火と水上救援の差し迫った需要を満たすために独自開発した大型特殊用途民用機で、国家応急救援システムの建設に急ぎ必要な航空装備です。（提供/CRI）