Record China 2024年7月28日(日) 7時30分
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23日、格隆匯は、中国当局による144時間のトランジットビザ免除政策によって、中国を訪れる米国人観光客が増加しているとする文章を掲載した。写真は北京市の天壇。
2024年7月23日、格隆匯は、中国当局による144時間のトランジットビザ免除政策によって、中国を訪れる米国人観光客が増加しているとする文章を掲載した。
文章は、国家出入境管理局のデータで、2024年1〜6月の外国人入国者数は前年同期比2.53倍の1463万5000人だったと紹介するとともに、「意外なことに、米国人の間で最も中国旅行が人気になっている」と伝えた。
そして、北京市では1〜5月に同市から入国して宿泊した外国人のうち米国人が同3.34倍の11万2000人で最も多く、上海市の出入国管理所でも今年に入ってからの外国人旅客トップ3人が米国、日本、韓国となっており、広州白雲空港から入国した外国人のトップ3にも米国人が含まれていることを紹介した。
その上で、米国人の間で中国旅行が人気になっている理由について、ある米国人旅行ブロガーが「中国入国が以前より容易になったこと」を挙げたとし、かつて米国人が中国に入る際にはビザ申請に多くの時間がかかり、あらかじめ具体的な計画を立てて旅行中のフライトと宿泊先を提出する必要があったが、昨年になって中国の複数都市で米国人を対象とした144時間のビザなしトランジット滞在政策が施行され、特定の都市で最大6日間滞在できるようになったと説明した。
また、米ドルが上昇し人民元が下落するという為替レートの変化によって、中国における米国人の購買力が上昇したことも大きな要因だと指摘したほか、中国の文化・観光当局が推進する海外観光客の誘致キャンペーンや、かつて外国人観光客を悩ませていた宿泊施設の予約と支払い、アクティビティーの予約といった問題が大幅に改善されたことも、中国を訪れる米国人観光客の増加を促す要因になったと伝えた。(翻訳・編集/川尻)
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