安倍首相の片思いは失敗に=「日印反中同盟?そんなものは存在しない」―米誌

Record China    2014年9月5日(金) 8時51分

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3日、米誌フォーブス電子版は記事「日印反中同盟?そんなものは存在しない、ただ経済に注目しているだけだ」を掲載した。安倍首相が狙う反中同盟にインドは与しないと分析した。写真はインド・ムンバイ。

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2014年9月3日、米誌フォーブス電子版は記事「日印反中同盟?そんなものは存在しない、ただ経済に注目しているだけだ」を掲載した。

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モディ印首相の日本訪問。多くのメディアは中国の拡張主義を牽制するための新たな日印同盟だとして大々的に報じた。この騒ぎは安倍首相にとって必要なものだった。ベトナムやフィリピンよりも大きな国際影響力を持つインドを反中同盟に取り組むことは戦略的にきわめて重要な一歩だったからだ。

だが実際には日印同盟など存在しない。モディ首相は日印の安全保障分野での協力関係構築を拒否した。海軍の合同軍事演習の常態化こそ同意したものの、安全保障分野の協議は「ゼロからの再検討」とむしろ後退している。

インドは冷戦時代に真っ先に非同盟主義を宣言した国であり、その伝統は今も受け継がれている。インドが求めているのは経済関係だが、中印貿易は日印貿易の4倍だ。日印が今後、積極的な経済関係を構築できるかは注目に値するが、反中同盟の構築などはありえないし、何の意義もないことを押さえておくべきだろう。(翻訳・編集/KT)

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