2024年7月23日、韓国メディア・韓国経済は「いわゆるぼったくり料金問題で国内旅行の人気が落ちている中、旅行に関するアンケート調査を行った結果、『お金がないから国内旅行より海外に行く』との声が上がった」と伝えた。

記事によると、SKコミュニケーションズが韓国の成人男女6311人を対象に実施したアンケート調査の結果、「夏休みに国内旅行を避ける」理由として、回答者の72％が「ぼったくり宿泊料金」を挙げた。20～60代以上、全ての年代で、国内旅行を避ける原因の1位に選ばれたのは宿泊料金だった。韓国国内の観光地は繁忙期の宿泊料金が平常時の3倍以上にもなるといい、「海外に行った方がいい」との声が上がっているという。

その他の「国内旅行を避ける理由」は、繁忙期は飲食代の価格が上がる、観光地で席料を取られる、観光地の駐車場不足、駐車スペース独占などとなっている。

回答者からは「済州島の場合、2人で宿泊、交通費、飲食代など全て含めて70万ウォン（約8万円）ほどかかるが、東南アジアなら1人当たり20万ウォンほどで行ける」「わざわざお金を払って国内で冷遇されながら旅行したくない」「お金がないから海外旅行を選ぶ」などの声が上がったという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「わが家もそうだった。国内旅行の計画を立ててたけど、入場料金と宿泊料金がすごく高くて、海外旅行に変更したよ」「ある程度のラインまでなら宿泊するけど、いくら何でも高過ぎる」「宿泊費を節約して、もっと他のことに使いたい」「観光客が多く訪れる国はむしろ宿泊料金がすごく安いよね」「繁忙期の料金は本当にヤバい。1泊35万ウォンもするなら旅行なんて行かず、高級牛肉を買ってきて家で焼いて食べる」「済州島はいまだに何の措置も取られていないんだからあきれる」などのコメントが寄せられている。（翻訳・編集/麻江）