中国財政部は22日、2024年上半期（1－6月期）の財政収支を発表しました。上半期の国家全体（中央＋地方）の一般財政収入は11兆5913億元（約250兆円）で、前年同期比で2．8％の減少でしたが、特殊要因を控除すれば1．5％程度の増加でした。

中央財政の一般公共予算の収入は前年同期比7．2％減の5兆11億元（約108兆円）でした。地方財政の一般公共予算の、中央からの補助などを除いた本級収入は同0．9％増の6兆5902億元（約142兆円）でした。税収と非税収では、国家全体の税収は前年同期比5．6％減の9兆4080億元（約203兆円）で、非税収入は同11．7％増の2兆1833億元（約47兆1000億円）でした。

支出面では、上半期の国家一般公共予算支出は前年同期比2％増の13兆6571億元（約294兆円）でした。中央と地方の別では、中央財政の一般公共予算の地方への補助金などを含まない本級支出は前年同期比9．6％増の1兆8267億元（約39兆4000億円）でした。地方一般公共予算の支出は同0．9％増の11兆8304億元（約255兆円）でした。（提供/CRI）