台湾メディアの今週刊は19日、台湾のコンビニエンスストアの冷凍ショーケースに少年が入る事件があったとし、「過去に日本でも同様の事件が起きていた」と伝えた。

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報道によると、台湾南部の高雄市のコンビニエンスストア「ハイ・ライフ」の店内の冷凍ショーケースに少年が入って寝そべる様子を収めた動画がSNS上で物議を醸している。動画は14日午後9時過ぎに撮影されたもので、少年の友人らが撮影しネットに投稿した。動画に映る当事者らは冗談を言い合うなど、悪びれる様子はない。

騒動を受け、「ハイ・ライフ」は「すぐに冷凍庫内の商品をすべて撤去し消毒を行った」と説明。「すでに警察に通報しており、当事者への法的責任追及も排除しない」とし、同社のブランドイメージへの影響を含めた損害賠償の請求を検討していると明かした。なお、被害額は1万5000台湾ドル（約7万2000円）程度と見積もっているという。

記事は、「トンデモ行為に国境はない。2013年に日本のコンビニエンスストア・ローソンでも同様の事件が起きており、従業員がショーケースの中に寝転ぶ様子を他の人物が撮影してSNSにアップした」と説明。「動画が投稿されると日本国民から批判が殺到し、ローソンへの信頼も大幅に低下した」と伝えている。（翻訳・編集/北田）