日本の5つ星ホテル3軒は「どこもひどかった」、台湾人観光客が不満を吐露―台湾メディア

Record China    2024年7月20日(土) 13時0分

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台湾メディアの東森新聞は18日、台湾人観光客が日本の5つ星ホテルで「地雷」を踏んだとの記事を掲載した。

台湾メディアの東森新聞は18日、台湾人観光客が日本の最高級5つ星ホテルで「地雷」を踏んだとの記事を掲載した。

同記事は、「夏休みに日本旅行に出かける人も多く、中には時間を節約するためにツアー旅行を選ぶ人も少なくない」とした上で、ある台湾人が5万5000台湾ドル(約26万円)のツアーで現地を訪れ、3つの5つ星ホテルに宿泊したものの、いずれも不快な体験をしたと伝えた。

当事者の男性・詹さんによると、初日に宿泊した千葉県の某ホテルでは浴室のシャワーカーテンにカビが生えており、洗面器は割れていた。テレビも故障で見ることができず、インスタントコーヒーは今年3月に賞味期限が切れたものだったという。

また、2日目の軽井沢の某ホテルは「まだ良かった」というが、フェイスタオルに穴が開いていたといい、最後の2日間宿泊した東京の某ホテルではベッドの足が曲がっていてガタつき、満足に眠ることができなかったという。

詹さんは「レベルの低いホテルに泊まったわけではなく、いずれも5つ星で普通に予約したら1泊1万台湾ドル(4万8000円)近くする。長期間、設備を更新したり補修したりしていないのではないか。このような旅行品質は正直、とてもひどいと思う」と語った。

詹さんはツアーガイドを通じてホテル側に伝えたものの、「空き部屋がない」「(部屋を準備する)人手が足りない」からと交換できなかったという。

東森新聞の記事は「円安が続いていることで日本には外国人観光客が押しかけており、観光業者も日本旅行は質の面で以前ほど良くはなくなってきていると話している」とし、旅行会社の担当者・陳建欽さんが「日本は深刻な人手不足。部屋の清掃が間に合わないからとチェックイン客をバーで午後5時まで待たせていた。長年、日本に行っているが、こんなことは聞いたことがない」と語ったことを紹介。「温かいもてなしで有名だった観光大国への不満が出始めており、今後も旅行者に選ばれるかは未知数だ」と論じた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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