中国初の国家トキ保護研究センターが陝西省に誕生へ

CRI online    2024年7月18日(木) 16時50分

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中国初の国家級トキ保護研究センター「トキ国家保護研究センター」の建設がこのほど承認されました。

中国陝西省漢中トキ国家自然保護区管理局によると、中国西部に位置する中国初の国家級トキ保護研究センター「トキ国家保護研究センター」の建設がこのほど承認されました。

同研究センターは国家林業草原局と陝西省が共同で建設するもので、陝西省漢中にあるトキ国家自然保護区を拠点とし、科学研究、救助、繁殖、放鳥、広報活動を中心に、トキの保護と研究のレベルを総合的に向上させることを目的としています。研究センターは、トキが再発見された陝西省漢中市の漢江に位置し、今年9月に着工する予定です。

トキは「幸運の鳥」として知られ、かつて東アジアに広く分布していました。20世紀に入り、朝鮮半島や日本などで野生のトキが相次いで絶滅しました。1981年、専門家は秦嶺山脈の奥地にある陝西省漢中市洋県姚家溝で7羽の野生のトキを発見し、40年以上にわたる保護と繁殖の結果、トキの世界個体数は1万羽の大台を超えました。なかでも陝西省のトキの個体数は7700羽以上に達しています。(提供/CRI

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