Record Korea 2024年7月20日(土) 14時0分
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17日、韓国メディア・韓国経済は「訪韓外国人観光客の間で新たな旅行コンテンツへの需要が高まっている」と伝えた。
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2024年7月17日、韓国メディア・韓国経済は「訪韓外国人観光客の間で新たな旅行コンテンツへの需要が高まっている」とし、「Kコンテンツが世界に広がったことにより韓国旅行のトレンドが変化し、故宮ツアーや韓服(韓国の伝統衣装)体験といったこれまでの観光商品ではなく、リアルな韓国人の生活が体験できる新たな旅行コンテンツを求める人が増えている」と伝えた。
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記事によると、今年1~5月の訪韓外国人観光客の数は628万4133人で、前年同期(347万158人)比81%増加。コロナ禍前の19年(696万2996人)の90%水準まで回復した。
訪韓外国人観光客の増加を受け、旅行業界はさまざまなプログラムを打ち出し集客に力を入れている。特に、グルメやファッションなどで韓国の現在の流行を体験したいという需要が高まっている。これまではビビンバやプルコギなどの伝統料理を求める人が多かったが、最近は韓国人が日常的によく利用するフードデリバリーを注文して食べることがトレンドになっているという。
韓国のインバウンド観光プラットフォーム「クリエイトリップ」関係者は、外国人観光客がフードデリバリーを好む理由として「ドラマやYouTubeなどのKコンテンツ、SNSでも簡単に触れられるため」と分析した。
また、韓服を着て景福宮で写真を撮るというこれまでの旅行トレンドも変化し、最近は旅行の思い出を残すために韓国式プリクラ「人生4カット」を撮る人が増えている。パーソナルカラー診断ショップも韓国ならではのコンテンツとして人気を博しており、業界は「Kビューティーの影響により、韓国式メイク法に関心のある外国人観光客の間で特に満足度が高い」とみているという。
漢陽大学観光学部のチョン・ランス教授は「現地人の消費パターンや日常を体験する『観光の日常化』が世界の旅行トレンドとして定着しつつある」とし、「K文化の拡散により海外では韓国のファッションやメイクなどが憧れの対象になっているため、韓国人がよく触れたり消費したりするものをまねする傾向が高まっているようだ」と話したという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「たくさんの人が韓国に来て、楽しんで帰り、そして再訪してほしい」「時代に伴った自然な変化だ」「コンテンツの力はすごい」などの声が上がっている。
一方で「韓国観光というよりはソウル観光。日本は小都市にもたくさんの外国人が訪れるが、韓国はソウルだけ」「外国人観光客にとって韓国=ソウル。地方は滅びつつある」「済州島のように観光事業で失敗したくなければ、ぼったくりをしないこと。タクシー運転手も取り締まろう」「日本に行く観光客の数の方がはるかに多いのが現実だ」などと指摘する声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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