バンジージャンプのスロー版?浙江省の景勝地が打ち出した「小心者向けバンジー」―中国

人民網日本語版    2024年7月15日(月) 20時30分

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浙江省湖州市安吉県にある雲上草原景勝地に昨年登場したスローバージョンのバンジージャンプが最近、話題となっている。

浙江省湖州市安吉県にある雲上草原景勝地に昨年登場したスローバージョンのバンジージャンプが最近、話題となっている。

利用客がジャンプ台から飛び降りると、ゴムロープで落下スピードが制御され、ゆっくりと着地点まで降りることができるため、ネットユーザーからは「小心者向けバンジージャンプ」と呼ばれている。ある利用客は「傍から見ていると大して怖そうじゃないけど、飛び降りる一瞬はやっぱり怖い」と感想をシェアした。

このスローバージョンのバンジージャンプは、従来のバンジージャンプと異なり、利用客がジャンプした後、上方に設置されているリールでロープの弾みと落下スピードをコントロールするため、着地点までゆっくりと降りることができる。

とはいえ、実際に体験した人は「ゆっくり」とは異なる体験だったようで、ある利用客は「ジャンプした瞬間の落下していく感じと、心臓がドキドキする感じは忘れがたい体験だった」と興奮気味に語っていた。

同景勝地のスタッフによると、バンジージャンプのジャンプ台は高さ20~30メートルの位置にあり、スローバージョンの場合、着地点に到達するのに10秒から15秒ほどかかるという。また、スローバージョンを打ち出した理由については、「バンジージャンプというのは、体験しないとその楽しさが分からない。一人でも多くの人に勇気を出して一歩を踏み出してほしい」とした。スローバージョンが打ち出されてからは、利用客の数が目に見えて増えており、そのほとんどが若者だという。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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