Record China 2014年9月4日(木) 8時2分
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3日、ロイターによると、中国政府の台湾担当部署である台湾事務弁公室は11月の北京APEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会談に向け、先月29日に正式に台湾へ招待状を送付した。写真は台湾総統府。
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2014年9月3日、ロイターによると、中国政府の台湾担当部署である台湾事務弁公室は11月の北京APEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会談に向け、先月29日に正式に台湾へ招待状を送付した。台湾側は同弁公室の副大臣級人物が台湾を直接訪問したうえで招待状を手渡すならば受け入れる方針。RFI中国語版が伝えた。
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現在中台関係は良好に推移しており、11月のAPEC首脳会談で中国政府が台湾を軽視するとは考えにくい。しかし台湾側は招待状を出す大陸側特使の階級や過程を重要視している。招待状送付後に副大臣級人物が台湾を訪問したが、馬英九(マー・インジウ)総統は面会しなかった。
背景には、中国が初めてAPEC開催国となった01年上海APECにおいて、中国政府の通知が正式な様式を欠いていたため、台湾側が出席を拒否したという経緯がある。
馬総統はAPECにおいて習近平(シー・ジンピン)国家主席との会談を希望しているが、中国政府は中台関係を国際的場面で扱うことを望んでいない。そのためこの招待状をめぐる問題もしばらくは棚上げとなる可能性がある。中国政府の態度が軟化しなければ、台湾は昨年同様に蕭万長(シアオ・ワンチャン)前副総統を派遣することになる。(翻訳・編集/YM)
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