Record China 2024年7月11日(木) 10時0分
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静岡県下田市の海で行方が分からなくなっていた中国人女性が36時間後に救助された事件が、中国でも伝えられ反響を呼んでいる。
報道によると、20代の中国人女性は今月8日午後7時半ごろに下田市白浜の海岸で海に入って遊んでいたが、その後、行方が分からなくなった。警察や消防などが付近の海域を捜索したものの見つかっていなかったが、10日午前8時ごろに千葉県沖を航行していた貨物船が女性を発見、無線で連絡を受けたタンカーの乗組員が海に飛び込んで救助した。
女性はその後、海上保安部のヘリコプターで吊り上げられ病院に搬送された。軽い脱水症状を起こしていたものの命に別状はないという。女性が行方不明となった白浜の海岸から発見された場所までは直線距離で約80キロ離れていた。
中国でも一部メディアやSNSアカウントがこの出来事を伝えており、ネットユーザーからは「36時間、80キロ、すごすぎる」「運が良かったな」「とんでもない幸運の持ち主だ」「生命力が半端ない」「そんなに長い時間海に入っていて低体温症にならなかったのはすごい」「サメに食われなかったのは不幸中の幸い」「映画になりそうな話」など驚きの声が相次いだ。
また、「海上保安部の職員の全力の救助に感謝」「今回の件は日本の警察に感謝だ。それから、やはり危険な海域で遊ぶのは控えた方がいい。泳ぎたければ海ではなくプールに行けばいいじゃないか」「救助にかかった費用を(女性から)徴収すべき。本当に迷惑だ」といった声も散見された。
なお、女性が遊んでいた白浜の海岸はまだ海開き前だったことは中国の報道・SNSではほとんど触れられていないが、ある日本在住のユーザーが「海水浴場は13日に開放されることになっていた。現地のルールを守ってほしい」と投稿すると、他のユーザーからも多くの賛同(いいね)が集まっている。(翻訳・編集/北田)
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