Record China 2024年7月12日(金) 12時0分
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台湾メディアの民視新聞台は9日、日本で働く台湾人に話を聞いた台湾人YouTuberの動画を紹介した。
台湾メディアの民視新聞台はこのほど、日本で働く台湾人に話を聞いた台湾人YouTuberの動画を紹介した。
記事によると、台湾のYouTuber「社長劉洋」さんがこのほど、大阪在住の3人の台湾人に日本での生活について話を聞いた。ゲーム会社で働く男性は「いろいろな海外の都市で働いたが、全体的な環境としては日本が一番好き」「厳しい上下関係はなく、残業も少ない。よく言われているような(日本の)職場文化とは異なり、従業員には自由な裁量が与えられている」と語った。
不動産関係の会社に勤める32歳の男性は「建築が専門だと台湾での発展には限界があると思った。また、若いうちに海外に出てみたかった。学生時代に日本の多くの素晴らしい建築について学んだので日本に来ようと思った」「現在の為替レートだと日本と台湾の賃金の差は大きくないが、日本政府は民間投資を奨励しており、収入を増やす投資ルートはたくさんある」と話した。
中国語教師として働く31歳の女性は「中国語関係の勉強をしていたので海外に出て中国語を教える仕事がしたかった。米国でも実習したけど距離が遠すぎて日本にした。アニメや日本のドラマをよく見ていたので日本語を学ぶことにした」「台湾では中国語教師の仕事は不安定で時給をもらうために奔走しなければならないが、日本の語学学校では正社員の場合、月給を受け取ることができ、基本的な福利厚生もあって安定している」と語った。
日本の好きなところについて、ゲーム会社勤務の男性は「街が静かできれいで、安心して道を歩くことができる」点を挙げた。32歳の男性は「台湾との最大の違いは都市の景観や交通。台湾には老朽化した建物が多く、交通では『歩行者の地獄』と言われている。日本では建物がきちんと管理されていて、古くなっても倒壊しない」とし、31歳女性は「四季がはっきりしていて、春は桜、夏は祭り、秋は紅葉、冬はスキーなど、それぞれ特別な体験ができる」と話した。
また、日本人の台湾人への態度を聞かれると3人は「親切」と口をそろえた。32歳の男性は「食事をしていた時に中国語を話していたら、店員さんがやってきてどこから来たのか聞かれた。台湾だと答えると、(台湾東部)地震の様子を気にかけてくれた。コンビニでは台湾で災害が起きるたびに募金が呼び掛けられていた」と説明。31歳女性は「生徒さんたちは時々、教室で『台湾はとてもいいところ』と言ってくれる。また、電話で店の予約をした時、こちらが台湾人だと知ると『それなら大丈夫』と信用してくれた」と笑顔を見せた。ゲーム会社勤務の男性は「日本人は台湾人だけでなくすべての外国人に親切で、異なる国籍の友人と食事に行っても店員さんはみんな親切。観光客が増えたので中には不愉快な接客を受けた人もいるようだけど、私は今のところそのようなことはない」と話した。(翻訳・編集/北田)
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