中国の著名ブロガー・盧克文（ルー・カーウェン）氏のSNS投稿に反響が寄せられている。

このほど日本を訪れたという盧氏は4日、中国のSNS・微博（ウェイボー）アカウントで「日本が中国と比べて明らかに高いもの」を列挙した。まず、地下鉄やタクシー、新幹線など交通運賃について「中国の5倍」ほどだと説明。次に、（日中の）同等の都市における同程度の広さの家の家賃について「中国の1．5～2倍」だとし、外食についても「中国の1．5～2倍」との見方を示した。

また、美容院などの人的サービスは「中国の約2．5倍」としたほか、野菜や果物の価格は「中国の1．5～5倍」と説明。このほか、「日本の一般庶民は保険、年金、所得税、固定資産税など給与から引かれる額が多い」とも言及した。

これに対し、中国のネットユーザーからは「なんか、中国よりも生活が大変そうだな」「（日本には）住民税や都市計画税もある」「自動車税もあるぞ」「あと消費税もね」「日本の生活コストはとんでもなく高い。70、80代の人でも働きに出なければならないほど」「比較してみて分かる、中国での生活はもう十分幸せだってことが」「聞くところによると、日本には不思議な『テレビ料（NHK受信料）』というものがあるらしい。自宅にやってきて徴収していくそうだ」との声が上がった。

一方で、「その代わり日本は平均給与が中国の5倍」「日本には教育や育児など、さまざまな手当がある」「日本は給与が高い上に児童福祉や高齢者の医療・介護などが中国よりもしっかりしている」との声もあった。

また、「逆に中国の方が日本より高いものは？」とのコメントも寄せられ、これに対しては「日常生活では基本的にない。思いつくのは日本から輸入したものくらいだな」「日本料理（中国ではかなり高い）」「日本車だな」「都市部の住宅価格」「お年玉の額」などの返信が寄せられていた。（翻訳・編集/北田）