杭州東駅のホームの一部が沈下、降車が「まるで飛び込み」の声―中国

Record China    2024年7月8日(月) 11時0分

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7日、香港メディア・香港01は、浙江省にある中国高速鉄道の駅でプラットホームが沈下していると報じた。

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2024年7月7日、香港メディア・香港01は、浙江省にある中国高速鉄道の駅でプラットホームが沈下していると報じた。

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記事によると、ある市民が3日にネット上で杭州東駅のホームが沈下していると書き込んだ。書き込みに添付された画像からは、駅のホームが停車中の列車の床に比べて明らかに低くなっており、数十センチの段差が発生している様子が見て取れる。

同駅のホームの沈下は最近発生したものではなく、昨年5月の時点で別の市民からも「ホームの中央部分は列車の床とほぼ同じ高さなのに、ホームの両側には明らかな高低差がある。ホームには傾斜が発生して亀裂が発生している様子が写真から見て取れる。降車時には十分注意する必要がある」という書き込みがあったという。あまりの段差の大きさから、列車のドアが開いた際に出てくるホームとのすき間を埋めるためのステップが「プールの飛び込み板のようだ」と形容するネットユーザーも出現したそうだ。

杭州東駅のホームの一部が沈下

記事によると、同駅はアジア最大の鉄道駅として09年に拡張工事が始まり、13年に完成した。また、同駅を管理する鉄路上海局集団が18年3月の時点で「杭州東駅プラットホームおよび広場の地盤沈下改善工事」業者の募集公告を出しており、その後21年11月に「杭州東駅北東部沈下改善工事」、今年1月にも「杭州東駅プラットホームおよび柱の沈下観測プロジェクト」の実施業者を募集していたことがネットユーザーにより明らかにされた。

記事は、同駅の旅客輸送関係者がホームの沈下を事実と認めた上で、すでに上級機関や専門機関に報告、検査依頼を行っていることを明らかにしたと伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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