新紙幣に渋沢栄一を起用した日本に、韓国教授が「配慮がない」と怒り=韓国ネット「日本の勝手では?」

Record Korea    2024年7月1日(月) 20時0分

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韓国メディア・韓国経済は「日本で発行される新紙幣に韓国経済侵奪の張本人である渋沢栄一が登場する予定となっており、韓国人の怒りを買っている」と伝えた。

2024年6月30日、韓国メディア・韓国経済は「日本で発行される新紙幣に韓国経済侵奪の張本人である渋沢栄一が登場する予定となっており、韓国人の怒りを買っている」と伝えた。

記事によると、韓国の広報活動を行う誠信女子大学の徐ギョン徳(ソ・ギョンドク)教授の研究チームは同日、「日本で7月3日から発行が始まる新1万円札の肖像に渋沢栄一が起用される」とし、「肖像の選定は19年に当時の安倍政権が決定したものだが、それを是正せずにそのまま発行する岸田政権にも大きな問題がある」「植民地支配を受けた韓国に対する配慮がない上、歴史を修正するための典型的な戦略だ」と批判した。

記事は「渋沢栄一は旧韓末に朝鮮半島に鉄道を敷設し、日本植民地時代に京城電気(韓国電力の前身)の社長を務めて“経済侵奪”を先導した人物として批判を受けてきた」「大韓帝国時代に利権侵奪のため朝鮮半島初の近代的紙幣に登場し、韓国に恥をかかせた人物でもある」などと説明している。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「その紙幣を日本旅行で使うと考えると、良い気はしない」「それならわれわれは安重根(アン・ジュングン)を起用しよう」などの声が上がっている。

一方で「誰を紙幣に起用しても、それは日本の勝手。日本が韓国に配慮する理由はない。無意味な内政干渉はやめて」「経済侵奪?経済なんてもののなかった国で?」「侵奪されるものなんてあったっけ?」「当時できた鉄道やインフラは今も使っている。それに当時の国民の教育、衛生、生活など全ての水準が朝鮮時代よりはるかに上がったのは確か。当時の日本がしたこと全てを悪とするのは笑える」「他国に鉄道、電気、病院をつくってくれる人がなぜ悪い人になる?」などと指摘する声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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