韓国・済州島、中国人所有の土地面積、5年で300倍に急増、外国人所有の約半数―韓国メディア

Record China    2014年9月2日(火) 10時46分

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31日、韓国・済州島内に中国人が所有する土地の面積が、5年間で300倍近くに急増した。写真は上海浦東国際空港、済州島への投資を促す広告。

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2014年8月31日、韓国・亜洲経済(電子版)によると、韓国・済州島内に中国人が所有する土地の面積が、5年間で300倍近くに急増した。9月1日付で国際在線が伝えた。

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韓国の国政監査資料によると、中国人投資家が済州島内に所有する土地面積は、今年6月時点で592万2000平方キロに上り、5年前から約296倍増えた。地価は5807億ウォン(約598億円)で、5年前の1452倍だ。

2009年の統計では、済州島内で外国人が所有する土地のうち、中国人の占める割合は1%に満たず、米国人(49%)に遠く及ばなかった。だが現在は43%と米国人の2倍に迫る勢いだ。中国人投資家が所有する土地は島の面積の0.19%を占める。年内には700万平方キロに達する見込みだ。

済州島では、50万ドルまたは5億ウォン(約5100〜5200万円)以上の投資者に居住資格を与え、5年後に不合格事項がなければ、投資者とその配偶者、子女に永住権を与える投資移民制度を採用している。これが、中国人の投資熱につながっている。

一方で、中国人投資家の多くが静養など短期滞在目的で不動産を購入しているため、地元経済の活性化につながらないとの指摘もある。また環境破壊への懸念も地元住民から上がっている。(翻訳・編集/NY)

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