Record Korea 2024年6月20日(木) 12時30分
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19日、韓国・MBNは「旧日本軍慰安婦被害者を象徴する『平和の少女像』がイタリアに初めて設置される」と伝えた。写真はサルデーニャ島。
2024年6月19日、韓国・MBNは「旧日本軍慰安婦被害者を象徴する『平和の少女像』がイタリアに初めて設置される」と伝えた。
記事によると、元慰安婦を支援する韓国の市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」は同日、イタリア西部サルデーニャ島のスティンティーノ市に少女像を設置すると発表した。除幕式は現地時間22日に行われる。
正義連によると、欧州の公有地に少女像が設置されるのは、ドイツ・ベルリンに次いで2カ所目。海外全体では、米カリフォルニア州グレンデール市の公園などに続いて14カ所目となる。設置場所はスティンティーノ市庁から約200メートル離れた海辺で、観光客が行き交う場所だという。
少女像の碑文には「第2次世界大戦時に日本軍はアジア・太平洋全域から数多くの女性を強制的に連れ出し、性奴隷とした」「少女像はその被害者たちを記憶する象徴」などの内容が記されている。韓国語、英語、イタリア語の案内板が設置される他、QRコードを使えばより多くの言語で碑文が読めるという。
少女像は11年12月に初めて韓国ソウルの日本大使館前に設置された。現在、韓国国内に148、海外に31(撤去または展示後未設置の6つを除く)の記念碑・平和碑が設置されているという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「ありがとうございます(泣)」「少女像を歓迎してくれるなんて感激だ」「イタリアには昔から好感を持っていた」「歴史に対する姿勢が日本とはまるで違う」「市民団体が相当努力したに違いない。尊敬する」「この調子でどんどん少女像を広めていこう」などの声が上がっている。
一方で「少女像の数を増やすことに何の意味があるのだろう」「親日の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領がイタリア大使を呼び、設置を阻止するよう指示を出すかも」との声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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