2024年6月3日、韓国・TV朝鮮によると、韓国の尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領が「慶尚北道浦項市の迎日湾沖に大量の石油と天然ガスが埋蔵されている可能性が高いという物理探査の結果が出た」と発表した。

記事によると、尹大統領は「昨年2月、東海（日本海の韓国名）のガス田周辺にさらに多くの石油ガス田が存在している可能性が高いとの判断の下、世界最高レベルの深海技術評価専門企業に物理探査の深層分析を依頼した」「140億バレルに達する石油と天然ガスが埋蔵されている可能性が高いという結果が最近出て、研究機関と専門家の検証も経た」などと説明した。

尹大統領は「産業通商資源部の探査試掘計画を承認した」とし、「来年前半にはある程度の結果が出る」と明らかにしたという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「これが事実なら、韓国が大逆転するチャンス」「頑張れ、大韓民国」と期待の声が上がっている。

一方で「釜山万博誘致の時のようにまたぬか喜びに終わるのでは」「それをなぜ大統領が発表する？」「関連部処が発表していたら素直に喜べただろうけど、信頼を失った大統領の口から出る言葉はすべてうそ、政治ショー、詐欺にしか聞こえない」「いまさら？何年も前から言われてきた話では？」「可能性の話を大統領が速報で発表するとはね」「下がりに下がった支持率を上げるのに必死だな」など、冷ややかな声も多数寄せられた。（翻訳・編集/堂本）