ドイツ国籍取得者が2000年以降で最多に、増えているのは…―独メディア

Record China    2024年6月5日(水) 8時0分

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29日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、昨年1年間のドイツ国籍取得者が2000年以降最多となったことが明らかになったと報じた。

2024年5月29日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、昨年1年間のドイツ国籍取得者が2000年以降最多となったことが明らかになったと報じた。

記事は、ドイツ政府が28日に発表した統計で、昨年のドイツ国籍取得者が前年より約3万1000人多い20万100人で、2000年以降で最も多くなったと紹介。新たにドイツ国籍を取得した人の出身国は157カ国に上り、中でもシリア人が38%を占めて最も多く、トルコやイラク、ルーマニア、アフガニスタンなど国が多かったと伝えた。

また、全体の平均年齢は29.3歳とドイツの平均年齢44.6歳を大幅に下回り、男女比では男性が55%を占めたとしたほか、シリア人は平均年齢24.5歳で男性が64%を占め、ドイツ移住から国籍取得まで平均6.8年かかったと紹介している。

その上で、ドイツ政府が「14年と16年に大量のシリア難民がドイツに入ってきたことが、シリア人のドイツ国籍取得が増えたことに関係している」とコメントしたことを伝えた。

一方で、トルコ人のドイツ国籍取得は減少し、ウクライナ戦争開始後に急増したウクライナ人は22年から6%増の5900人となったこと、かつてナチス・ドイツから迫害を受けたユダヤ人を中心とするイスラエルからのドイツ国籍取得申請が増加傾向にあり、22年の5700人から昨年は9100人に増え、今年は1〜4カ月だけですでに6900人が申請したことを併せて伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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