中国公安部は27日に開催した記者会見で、ここ5年の中国全土の警察機関の各種活動状況について説明した。

公安部によると、2023年、中国全土の警察機関が処理した刑事事件数は2019年と比べて12．9％減、調査・処分した治安関連事件数は同9．7％減だった。うち、爆発や殺人など8項目の深刻な暴力刑事事件数は10．7％減少し、人口10万人当たりの殺人事件発生件数は0．46件だった。中国は世界において殺人事件発生率、刑事事件発生率が最も低く、銃器発砲事件が最も少ない国の一つとなっている。警察機関が暴力テロ特別撲滅活動を継続的に強化していることを背景に、中国では7年余りにわたって暴力テロ事件が発生していない。

2023年に中国全土で立件された窃盗・強盗・詐欺事件は2019年に比べて31．4％減少し、誘拐事件数は66．6％減少した。（提供/人民網日本語版・編集/KN）