飛行機が動き出すも、女性客の「個人的な感情」で引き返す?―中国

Record China    2024年5月29日(水) 20時0分

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上海浦東国際空港で27日夜、飛行機が動き出した後に女性客の要求により駐機場に引き返すトラブルがあったようだ。

上海浦東国際空港で27日夜、飛行機が動き出した後に女性客の要求により駐機場に引き返すトラブルがあったようだ。中国メディアの看看新聞が伝えた。

報道によると、トラブルがあったのは上海発深セン行きの深セン東海航空DZ6208便。同便は滑走路に向けて動き出していたものの、1人の女性客が頑なに「降りる」と言ったため駐機場に引き返したという。

機内で撮影された映像では、機長が「われわれは長い時間(女性客を)説得しましたが駄目でした。彼女の個人的な感情が原因です。安全のため、皆さん乗務員に従ってください。荷物をすべて持って飛行機を降りてください。乗務員が(機内や乗客等を)整理した後に再び搭乗していただきます」などと説明しているのが分かる。

同じ便の乗客によると、女性客は乗務員らの説得を受けても「降りる」と言い張り続け、飛行機から降りた後に警察官に連行された。同便には170人ほどの乗客がいたが、全員が一度降ろされたため、離陸が2時間ほど遅れたという。

中国のSNS・微博(ウェイボー)では「女が個人的な感情の問題から飛行機を降りることを強要」がトレンド上位に。女性客の処分について詳しく報じられていないことから、ネットユーザーからは「拘留されないの?」「飛行を妨害する行為だ。拘束しないのか?」といった疑問の声が上がった。

また、「ブラックリストに入れよ」「賠償を請求するなど毅然と対応すべきだ」「他の乗客全員が遅延によって被った損害を賠償させるべき」「こういう人間に厳罰を下さないと、今後もまた同じことが起きる」といった厳しい非難の声も。

このほか、「一体誰が女の要求に応じると決めたのか」と対応に批判的な声がある一方で、「感情が不安定な人間は(危険なので)降ろした方がいい」と安全を第一に考えるべきとの意見も出ていた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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