今月30日に開幕する卓球のWTTチャンピオンズ重慶をめぐり、馬龍（マー・ロン）のファンから「返金せよ」との怒りの声が上がっている。

21日、WTTは馬龍の同大会への欠場と林高遠（リン・ガオユエン）の代替出場を発表した。馬龍は同大会の主要な出場者として宣伝に起用されており、多くのファンがチケットを購入したが、チケットのキャンセル期限を過ぎた直後に欠場が発表されたことで、馬龍ファンから不満が噴出した。なお、欠場の詳しい理由は発表されていない。

中国のレジェンドである馬龍は人気が非常に高く、ファンは「大会の集客のためにだまされたのではないか」との疑念を抱いている。

ネットユーザーからも「金返せ！」「詐欺だ！！返金せよ！！」「WTTと大麦（チケットプラットフォーム）は出てきて説明せよ」「虚偽宣伝で消費者をだました！」「キャンセルが不可になった翌日に欠場発表っておかしいだろ」「金返せ！金返せ！金返せ！」といった声が上がった。

また、「飛行機もホテルも予約した。どう責任を取ってくれるのか」「航空券とホテルの費用で5000元（約10万円）！ふらっといけるファンばかりじゃないぞ。返金せよ」など、観戦のために大金を費やしたと訴えるユーザーも出ている。

なお、大麦のカスタマーサービスは「出場選手の変更といった特殊な状況であり、仮に主催者が（キャンセルを）認めた場合、もしくは調整があった場合はすぐにお知らせする」とコメントした。（翻訳・編集/北田）