韓国が中国産の長ネギを大量輸入、一体何が?―中国メディア

Record Korea    2024年5月8日(水) 14時0分

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中国国営の中央テレビ(CCTV)のニュースサイト・央視財経は8日、「韓国が“狂ったように”中国の長ネギを輸入!一体どういう状況?」との記事を掲載した。

中国国営の中央テレビ(CCTV)のニュースサイト・央視財経は8日、「韓国が“狂ったように”中国の長ネギを輸入!一体どういう状況?」との記事を掲載した。

記事によると、韓国統計庁がこのほど発表した4月のデータでは韓国の食料品の物価が上昇していることが示された。買い物にかかる支出が増えたことで、中国産の野菜の輸入量が急増したという。

外食費は前年同月比で3%上昇し、上昇率は35カ月連続で全体の物価上昇率を上回っているということで、トッポギやビビンバ、キンパなどの価格上昇率はいずれも5%を超えたという。また、ハンバーグやフライドチキン、冷麺などの価格も引き上げられ、外食費は引き続き高い水準で推移するとみられている。

家庭の食費も高まっており、4月の消費者物価指数は前年同月比2.9%増だったものの、農産物価格は同20.3%と大幅に増加した。リンゴやナシなどの果物価格が高止まりしているほか、今月初旬のミニトマトの小売価格も前年同期比で4割以上高くなっている。長ネギやニンニクなどの野菜や、食塩や砂糖なども上昇が続いているという。

こうした背景を受け、安価な中国産の野菜の輸入量が急増している。韓国関税庁によると、今年3月の中国産長ネギの輸入量は前年同月比で764%も増加した。このほかにも、キャベツ、ニンジン、タマネギの輸入量も増えているとのこと。

記事は「韓国の消費者の多くは中国産の野菜は品質や新鮮さで韓国産とほとんど違いが見られず、より低価格でお得だと考えている。飲食店でも中国産野菜に切り替えるところが少なくない」と説明。「韓国は今月からハクサイやキャベツ、ニンジンなど7品目を新たに関税0%にしており、農産物の輸入規模はさらに拡大していくとみられる」と伝えた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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