中国の反腐敗キャンペーン、秋の味覚・上海ガニを直撃―仏メディア

Record China    2014年8月29日(金) 18時48分

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25日、仏RFI(中国語電子版)は、「反腐敗キャンペーンの威力が上海ガニを直撃」と題した記事を掲載した。写真は最高級ブランド・陽澄湖産の上海ガニ。

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2014年8月25日、仏RFI(中国語電子版)は、「反腐敗キャンペーンの威力が上海ガニを直撃」と題した記事を掲載した。

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秋の味覚、陽澄湖の上海ガニが、反腐敗の「ワーテルロー」に直面し、見通しは悲惨だ。中国当局が公費による飲食接待や豪華な贈答品を禁止したことで、上海ガニ売り上げが落ち込んでいる。

中国メディアによると、祝祭日の贈り物商戦は今年、大きな打撃を受けているという。例年であれば、この時期になると、最高級ブランド・陽澄湖産の上海ガニの売り上げが盛況となる。だが今年、上海ガニの予約注文数は予想を大きく下回っている。

上海の水産物市場では、例年のようなにぎやかなカニの予約注文の広告は姿を消した。「いつもなら1000パックの予約があった。だが今年は多くて100パックだ」と話す店主もいる。予約をしているのはすべて私企業で、贈答用パックのサイズも小さいものが主流だという。

上海ガニの団体注文数も近年、減少傾向にある。3年前、上海ガニ養殖業者の売り上げの6〜7割を予約注文と団体注文が占めていた。それが昨年は3割まで落ち込み、今年は1割に満たない数字となっている。

カニ業者の多くはすでに、価格を抑えた一般消費者向けに販売戦略をシフトしている。(翻訳・編集/NY)

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