2014年8月26日、華字紙・日本新華僑報は、中国人の訪日整形ツアーのリスクについて報じた。中国人向けの美容整形サービスを提供している日本の医師に取材した。

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先進国・日本で変身しようと勢い込んでやってくる中国人観光客。しかし整形の旅はそう簡単なものではない。まず第一にお金の問題。クレジットカードで払おうとして、別人の名義のカードを提示して断られてしまうというケースが多いのだとか。

問題はお金だけではない。次なるハードルは文化の違いだ。日本の整形技術は元の顔をベースに美しくなるよう手を加えるというもの。まったく別人の顔にするものではないし、そんな大手術を行えばリスクも大きい。そう説明すると期待が裏切られたと怒る患者もいるのだとか。また診療前に整形手術を受けたことがあるかと質問しても、今回が初めてだとウソをつく人もいるのだとか。恥じらいなのかもしれないが、手術が始まってから発覚し大混乱になることも。

また整形手術にはアフターケアが不可欠だが、整形ツアーでやってくる中国人観光客が再度来院することは難しい。結局中国の怪しげな病院に駆け込んで状態を悪化させてしまうこともあるのだという。（翻訳・編集/KT）