2014年8月26日、環球時報によると、中国軍の戦闘機が南シナ海上空の国際空域で米軍の対潜哨戒機P8に異常接近した問題で、中国が米国に中国近海での偵察をやめるよう求めたことに対し、米国務省のサキ報道官は「米国の偵察行動はすべてオープンに行っており、中国側にも事前に告知している」と述べた。

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サキ報道官は同日、米国防省、国務省など複数の政府部門を通じ、今回の異常接近問題に関する米国側の見解を通達したと説明。「米国の偵察行動はすべてオープンに行っており、中国側にも事前に告知している」とした。その上で「中国を含む国々にわれわれの（偵察）計画を理解してもらっている」と述べた。

中国メディアの記者が「中国がハワイ周辺で偵察行動を行った場合、あなたは受け入れられるか」と質問したところ、サキ報道官は「憶測でものを言いたくない。われわれは具体的な案件について懸念を表明しており、中国にもすでに直接通達済みだ」と語った。（翻訳・編集/AA）