2000年前の墳墓から40もの棺を発見、金箔などの副葬品も―江西省

Record China    2007年7月1日(日) 11時6分

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2007年6月30日、江西省靖安県水口郷李家村で、2000年以上前の墳墓群から発見された棺の内部調査が始まった。

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2007年6月30日、江西省靖安県水口郷李家村で、2000年以上前の墳墓群から発見された棺の調査が始まった。北京首都博物館・吉林大学などから10人以上もの専門家が調査に参加した。

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この棺は昨年12月28日、靖安県の東周墳墓群から発見されたもので、その数は40にもなる。棺はクスノキをくりぬいてつくられたもので、保存状態は極めて良好だ。棺は1か所に集めて並べられており、多くは東西方向に平行になるよう置かれていた。一基の墳墓にこれほど多くの遺体が埋葬されるのは、南方地区では極めて珍しい事例だという。墳墓からは金箔・青銅器・漆器など多くの貴重な文物が発見されている。

周は中国古代の王朝。紀元前11世紀頃、殷を倒した武王によって建国された。首都は鎬京(現在の陝西省長安県)だったが、紀元前771年に犬戎に敗れ、東部の成周(現在の河南省洛陽市)に遷した。遷都以前を西周、以後を東周と呼ぶ。(翻訳・編集/KT)

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