チャン・ツィイー新作「She’s Got No Name」、カンヌ映画祭に入選

CRI online    2024年4月17日(水) 14時50分

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ピーター・チャン監督、チャン・ツィイー主演の映画「She's Got No Name」がカンヌ国際映画祭の非コンペティション部門に入選しました。

第77回カンヌ国際映画祭のラインナップ発表会がこのほどおこなわれ、ピーター・チャン(陳可辛)監督、チャン・ツィイー(章子怡)主演の映画「She's Got No Name(原題:醬園弄)」が映画祭の非コンペティション部門に入選し、間もなく上映されるということです。このニュースは広く注目を集めています。

カンヌ国際映画祭の非コンペティション部門に選ばれたことは、映画祭の期間中に映画が上映され、全世界のメディアの注目を集めることができ、この映画に絶好の宣伝機会をもたらすことになります。この機会を得た映画は、一般的に観賞性と芸術性に優れた作品であることが多いとされます。

この映画は、カンヌ国際映画祭で注目を集め、審査員を何度も務めてきたチャン・ツィイーが主演したことでなおさらメディアやファンの注目を集めています。チャン・ツィイー本人も今回のノミネートに喜びと期待を示しており、数年ぶりに新作を携えてカンヌ国際映画祭に復帰することは自身にとって非常に意義があり、昨年離婚して以来、映画製作に専念してきた重要な成果だと語っています。

ピーター・チャン監督によると、「She's Got No Name」は1930~40年代の奇妙な事件を通じて、数奇な女性の一生と、その時代に生きた人々を鮮明に描き出したものです。チャン・ツィイーが演じた詹周氏が深い印象を残す作品ですが、監督は、同作品はサスペンスやホラー映画ではなく、結婚問題をより深く探求していると述べました。このような面からも映画の多元性と重みを垣間見ることができる作品となっています。

第77回カンヌ国際映画祭は5月14~25日にフランス・カンヌで開催され、「She's Got No Name」のノミネートは中国映画の魅力を示しただけでなく、国際映画の舞台におけるチャン・ツィイーの影響力を改めて示しました。(提供/CRI

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