2014年8月24日、中国商務部の公式サイトによると、ロシアの国有通信社・RIAノーボスチは22日、米国はロシアに対する制裁で中国や韓国、シンガポールなどのアジア諸国に協力を求めているが、これは現実的ではなく、実現の見込みもないと伝えた。

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ロシア外交誌の編集長によると、中国に影響を与えることは「現実的でなく、絶対に不可能」だという。中国政府はこれまで他国の圧力に屈したことがないとし、特に米国に対してはそうだと指摘している。また、米国と中国の対話は単なる圧力で終わらず、他の事柄についても何らかの提案が出されることが予想されるが、それで中国政府が自らの外交政策を変更することは考えられないとしている。

中国だけでなく、韓国とシンガポールについても、米国の働きかけは失敗すると予想している。韓国はロシア市場への未練から制裁に否定的な立場をとっており、シンガポールは外交や経済で自立性が高く、かえって米国の影響力を損ねる結果になりかねないと指摘した。（翻訳・編集/岡田）