2024年に必ず聴くべき10大アニソン!1位は…―台湾メディア

Record China    2024年4月10日(水) 22時0分

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4日、台湾メディアのDailyView網路温度計に、2024年に必ず聴くべきアニメソング10選を紹介する記事が掲載された。

2024年4月4日、台湾メディアのDailyView網路温度計に、2024年に必ず聴くべきアニメソング10選を紹介する記事が掲載された。

記事は冒頭で、「アニメの魂である『アニメソング』は非常に重要な役割を果たしており、イントロが鳴るとアニメのシーンが次々に浮かび上がる。近年、アニメソングは徐々に主流となり、『鬼滅の刃』のオープニング曲『紅蓮華』や『【推しの子】』の『アイドル』などが社会現象となった。DailyView網路温度計は、『ビッグデータエンジンKEYPO』の分析システムを使用し、23年から24年にかけてインターネット上で最も注目された10曲のアニメソングを調査した」とし、ランキングを発表した。

10位は、「葬送のフリーレン」の「晴る」。記事は同楽曲について、「『葬送のフリーレン』は23年の『最も心温まる作品』と称され、安定した精緻な画とスムーズな物語の展開により、視聴者にアニメの制作会社の意図を深く感じさせている。物語は、魔王を倒した勇者一行がフリーレンと共に王都に戻り、50年後に流星群の鑑賞のために再開した後、『人間』というものを理解し始めるというもの。第2クールは、大小さまざまなキャラクターに焦点が当てられている。『晴る』は、雨が降った後の晴天を意味し、登場人物たちが直面する心の変化を表している。歌詞には『晴れ』や『目ぶたを開く』などの類義語が多く使われており、雨上がりの空の透明感に、霧の中で笑みを浮かべる主人公の心情を完璧に体現している」と説明した。

9位は、「葬送のフリーレン」の「勇者」。記事は同楽曲について、「今最も勢いがある日本のデュオバンドYOASOBIが作詞、作曲を手がけた。明るいファンク調のメロディーながら、登場人物たちの心情の変化や思い出の交錯が表れており、アニメファンからは『物語の本質を捉えた曲』『歌詞がストレートでゆっくりと歌いたい』『最初は困難や苦痛に見える経験が、最終的には満足や喜びになる(ことを表現している)』と好評。また、この曲はBillboard JAPANアニメチャート“JAPAN Hot Animation”とオリコン週間ランキングで1位を獲得した」と紹介した。

8位は、「葬送のフリーレン」の「Anytime Anywhere」。記事は同楽曲について、「『葬送のフリーレン』のエンディングテーマ。持久力のある声を持つ日本の歌手・milet(ミレイ)による曲の終わりの高音部分には、彼女の非常に高い歌唱力をうかがうことができる。miletは個人のX(旧ツイッター)で、『この曲でファンと共に旅ができて幸せだ』と述べた。アニメの世界観を強く感じさせる、フリーレンの心境の変化を見事に表現した最高の曲だ」と評価した。

7位は、「呪術廻戦」の「青のすみか」。記事は、「『呪術廻戦』はみんな聞いたことがあるアニメだろう。第1期が大反響を呼び、23年にスタートした第2期も大成功を収め、その斬新な世界観と立体的なキャラクター描写、そして華麗な戦闘シーンで高い評価を獲得した。このシーズンでは、人気キャラクターの五条悟と夏油傑の元クラスメイト同士が敵対していく様子が描かれ、物語の転機となった」と説明した上で、同楽曲について「第2期のオープニングテーマ。日本の歌手であるキタニタツヤが歌う疾走感あふれる爽やかな曲で、明るく軽快なメロディーの中に、どこか切なさも感じられる。歌詞にある『青』という言葉には、青春や初々しさ、夏など多くの意味が込められており、まるで五条悟の過去を思い起こし、亡くなった親友に別れを告げるようなアニメのコンセプトにぴったりな曲だ」と伝えた。

6位は、「【推しの子】」の「メフィスト」。記事は同楽曲について、「日本のロックバンドの女王蜂が歌う、話題沸騰の神作『【推しの子】 』のエンディングテーマ。MVでは、女王蜂のボーカルのアヴちゃんがアイドル役、ベーシストのやしちゃんが狂気的な愛でアイドルを刺殺するファン役を演じ、このストーリーにネットユーザーは、『この展開は大胆すぎる』『ライブでのパフォーマンスには全身鳥肌が立った』『これはアイドルに関して深く考えさせられるテーマ』などとコメントした。この曲の激しいメロディーには、主人公がステージに立つチャンスを最後まで渇望し、スポットライトを浴びるためにすべてを賭けるという意志が表現されている」と説明した。

5位は、「マッシュル―MASHLE―」の「Bling―Bang―Bang―Born」。記事は同楽曲について、2024年の大ヒット曲で、アニメ『マッシュル―MASHLE―』のオープニングテーマ。歌まねが各種動画プラットフォームで大流行し、この曲を歌う日本のヒップホップデュオCreepy Nutsも大人気となった。“Bling―Bang―Bang―Born”を繰り返すサビとメロディーに中毒性があり、MVは公開後すぐに400万回の視聴回数を突破。Billboard JAPAN総合ソング・チャート“JAPAN Hot 100”で首位を獲得した。『Bling―Bang―Bang―Born』は、魔法界に生まれた若者たちと黒魔術組織との戦いの中で、主人公がキャリアの困難を突破するストーリーを表現している」と紹介した。

4位は、「機動戦士ガンダム SEED FREEDOM」の「FREEDOM」。記事は、「20年来日本ファンが待ち続けた『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』は、24年1月26日に劇場公開されてからわずか3週間で興行収入31億円を突破し、歴代ガンダムシリーズ劇場公開作品の中で最高の興行収入を記録。台湾でも4月に公開されると発表された。多くのアニメファンの幼少期の思い出である『機動戦士ガンダムSEED』のテーマソング『FREEDOM』は、ガンダムシリーズに数多くの楽曲を提供してきたロック界のリーダー、西川貴教と小室哲哉が初めて共同制作したもの。この曲は、ガンダムSEEDシリーズの世界観に非常に適しており、主人公同士の葛藤を描いた、昭和から令和までの三つの時代を横断した作品だ」と述べた。

3位は、「呪術廻戦」の「SPECIALZ」。記事は、「『呪術廻戦 渋谷事変』は第2期の追加章であり、舞台は呪術高校から現実世界の東京へと移り変わる。第1期のおなじみの顔ぶれが再び登場し、『呪術廻戦』の物語のクライマックスとなる総力戦に参戦する。『SPECIALZ』は、日本のロックバンドKing Gnuが歌う第2期オープニングテーマで、物語の幕開けを描く大混戦の宿命を感じさせる楽曲となっている。熱心なファンからは『第1期よりもかなり良くなっている』『映像スタイルが非常に魅力的』『全体的に超かっこいい』と絶賛の声が上がっている」とした。

2位は、「君たちはどう生きるか」の「地球儀」。記事は、「日本のアニメーション界の巨匠、宮崎駿監督の10年ぶりとなる最新作で、興行収入があっという間に億を突破しただけでなく、先月にはアカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞した。24年のアニメーションの最高傑作と言えるだろう。主題歌『地球儀』は日本の音楽界の天才・米津玄師が4年の歳月をかけて書き下ろしたもの。宮崎監督が、米津玄師の『パプリカ』をラジオで聞いて、主題歌を依頼したそう。この曲のイントロには笛による椅子のようなキュッキュッという音が加えられ、映画の世界観が深く込められている」と言及した。

1位は、「【推しの子】」の「アイドル」。記事は同楽曲について、「期待の第1位は、ほかならぬ『アイドル』!大ヒットアニメ『【推しの子】』は、芸能界の華やかさとシリアスな一面を描き、その斬新で予測不可能なストーリー展開が社会現象を巻き起こし、瞬く間に世界中で人気を博した。オープニング曲の『アイドル』は日本のデュオバンド YOASOBIが歌い、日本の総合ソング・チャート“JAPAN Hot 100” で21週連続1位を獲得しただけでなく、日本のアニメソングとして最速でYouTubeでの再生回数が1億回を突破。国内外のスターたちによるカバーブームを巻き起こし、24年の紅白歌合戦のステージには、韓国と日本の主要グループスターが集結し『夢幻的なコラボレーション』となったことで、この曲は揺らぐことのない24年の神アニメソングとなった」と伝えた。(翻訳・編集/岩田)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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