2024年4月5日、香港メディア・香港01は、花見客でにぎわう江蘇省蘇州市の公園で、四つんばいになって前進する集団が出現して物議を醸したと報じた。

記事は、桜が見頃となり花見客でにぎわう同市内の公園でこのほど、中高年の男性や女性が一列で四つんばいになり、前進していく様子が目撃されたと紹介。ネット上で拡散した動画では、スポーティーな姿をした一行が四つんばいになって身体を左右にねじりながら壁をよじ登るように前進する様子が映っていたと伝えた。

記事によれば、腹や腰のインナーマッスルを鍛えるための動きだという。四つんばいで進んでいくまさに「長蛇」のような列は非常に長く、少なくとも30人は参加しているようだ。しかも、日頃の鍛錬の成果なのか、全員が力強くリズミカルに、しかも一糸乱れぬ動きを見せているため、ますます「長蛇」のように見える。

中国本土ではここ数年、身体鍛錬の一環としてワニや猫のように四つんばいで前進する運動が人気を集めており、公園や野外スペースでしばしばこのような運動をする人を見かけるものの、今回のように何十人が同時に同じ動きをする光景は珍しいと記事は伝えた。

この光景に、中国のネットユーザーは「見た目はものすごく怖いけど、実はかなりハードなエクササイズだ。」「リズミカルさ統一感へのこだわりが感じられる」「みんな健康で長生きしたいんだよね」「見事な体幹だ」といった感想を残している。（翻訳・編集/川尻）