中国商務部の郭婷婷副部長は国務院報道弁公室の26日の記者会見で、中国消費市場は年初来の2カ月間、回復と好転を続けてきたと述べました。さらに商務部の責任者は、今年は貿易のデジタル化とグリーン発展の推進を加速させ、海外倉庫の配置を引き続き改善すると述べました。中国企業が海外に設けた倉庫は現在までに2500カ所を超えたとのことです。

商務部はまた、貿易のデジタル化について、電子貿易文書の利用を加速させ、今後の自由貿易協定の交渉では、ペーパーレス貿易や電子貿易文書の関連条項の組み入れを積極的に推進します。一方で、貿易のグリーン発展の面では、貿易グリーン発展公共サービスプラットフォームを構築し、企業の低炭素製品の研究開発を支持し、グリーン船舶については国際市場の開拓を支持し、グリーン分野での国際経済貿易協力を拡大します。

商務部の郭副部長は、「われわれは貿易企業や物流企業がこれらの海外倉庫資源をうまく利用し、専門化や規模化、スマート化のレベルを向上させ、良質な中国製品をより多く海外消費者に直接に届けられるよう支援していく」と述べました。（提供/CRI）