2024年2月29日、韓国・ノーカットニュースによると、先月に韓国を訪れた外国人観光客の数は88万人で、前年同期比102．8％増加したと韓国観光公社が発表した。コロナ禍前の19年同月の80％ほどの水準だという。

記事によると、国・地域別で最も多かったのは中国人観光客で、28万人が韓国を訪れた。2位以下には日本（14万3000人）、台湾（9万4000人）、米国（6万2000人）、フィリピン（2万7000人）が続いた。台湾人観光客は19年1月と比べて6．4％増加したという。

一方、先月に旅行で海外を訪れた韓国人は277万866人で、前年同期（178万2313人）比55．5％増加。19年同月の95％水準に達したという。

これを受け、韓国のネットユーザーからは「物価が高く韓国人ですら国内旅行が難しいのに、外国人がたくさん来てくれて感謝」「済州島に行くと中国語しか聞こえてこない」「韓国でたくさんお金を使って帰ってほしい」「済州島の宿泊業者は助かっているのかな。韓国人が来なくなった代わりに中国人が来れば」「済州島は喜んでいるだろう。韓国人より中国人の方がたくさんお金を使うから」「よかった。済州島は韓国人観光客を諦め、中国人観光客のお金で暮らしていけばいい」などの声が寄せられている。（翻訳・編集/堂本）