動画配信サービスの愛奇芸（iQiyi）が27日、数々の作品で貢献している中国の女優バイ・ルー（白鹿）のグローバルアンバサダーへの起用を発表した。

バイ・ルーは最新作の時代劇ドラマ「寧安如夢」をはじめ、「招搖」や「オオカミ君王とひつじ女王」「美人骨」「警察栄誉」などといった愛奇芸作品に出演。特に昨年11月から配信されている「寧安如夢」では、配信前の視聴予約数で愛奇芸の新記録を樹立。また、昨年は愛奇芸台湾版でも、「2023最も影響力のある女優」に選ばれている。

27日、愛奇芸はバイ・ルーのグローバルアンバサダー就任を発表。「中国語コンテンツの上限を常に突破しながら、中国ドラマファンの視聴体験を最適化すべく懸命に取り組む中で、愛奇芸の高品質なコンテンツを世界に向けて発信するため、バイ・ルーを初のグローバルアンバサダーに選出した」と、起用の理由を明らかにした。

近年、中国の4大動画配信サービスの中でも、特に愛奇芸は次々と人気作品を生み出している。中国のエンタメデータサービス・雲合数据の公開したデータによると、動画配信サービス各社を対象にした昨年のドラマ再生回数ランキングでは、トップ10の中で「狂飆」や「長風渡～運命の糸～」「雲襄伝」など愛奇芸作品が8作品を占めた。さらに愛奇芸では今後、ヤン・ミー（楊冪）とゴン・ジュン（龔俊）主演の「狐妖小紅娘・月紅編」や、ティファニー・タン（唐嫣）とリウ・シュエイー（劉学義）主演の「念無双」、レオ・ロー（羅雲熙）とソン・イー（宋軼）主演の「顔心記」などの話題作の配信を控えている。（Mathilda）