CRI online 2024年2月18日(日) 21時30分
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王毅外交部長は現地時間17日、ドイツで開かれているミュンヘン安全保障会議で基調演説を行い、大国間の協力を推進する安定的な力になりたいという中国の立場を示しました。
王外交部長は、「大国はグローバル戦略の安定化において重要な責任を負っている」と指摘し、「習近平主席が明言したとおり、大国間の競争はこの時代の地色ではない。国際情勢が揺れ動くほど、大国間は協調を強化しなければならず、リスクと挑戦が際立つほど、大国間は協力を深めなければならない」と述べました。
王外交部長はまた、「今年は中米国交樹立45周年だ。中国は歴史、人民、世界に対して責任を負う態度を持ち、米国と共に両国首脳の共通認識を確実に実行に移し、中米関係が相互尊重、平和共存、協力・ウィンウィンといった正しい軌道に沿って前進するよう取り組んでいきたい」と主張しました。
さらに、「ロシアは中国の最大の隣国である。同盟を結ばず、対抗せず、第三者を標的にしないことを守りながら安定的な発展を目指す両国関係は、双方の共通の利益に合致するだけでなく、アジアと世界の戦略的安定にも有益だ。また、この関係は新型大国関係の模索にもつながる」と強調しました。
王外交部長は欧州との関係について、「中国と欧州は世界の二つの大きな力、二大市場、また二大文明として、担うべき国際的責任を意識しなければならない。私たちは地政学とイデオロギーによる妨害を排除し、ライバルではなくパートナーとしての位置づけを堅持して、混乱した局面に共同で対応するためにプラスのエネルギーを注入すると同時に、困難を共に克服するために新しい方向を提供しなければならない」と強調しました。(提供/CRI)
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Record China
2024/2/16
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