2024年1月31日、韓国・YTNによると、サムスン電子が昨年10～12月期に半導体事業部門で2兆ウォン（約2203億円）を超える赤字を記録した。この影響で年間の半導体赤字の規模は15兆ウォンに迫ったという。

サムスンは昨年の連結決算の営業利益が6兆5670億ウォンを記録し、前年比84．86％減少したと発表した。サムスンの年間営業利益が10兆ウォンを下回るのは08年の金融危機以来15年ぶりのこと。

ただ、昨年14兆8700億ウォンの赤字を出した半導体事業のうち、DRAMは10～12月期に半導体メモリの業況が回復したことで約1年ぶりに黒字に転換した。

サムスンは昨年10～12月期、半導体施設だけで14兆9000億ウォンを投資した。年間の合計施設投資額は53兆1000億ウォンに達したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「サムスンが滅びるということは国が滅びるということ」「韓国第1号営業社員の尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領。営業で良い成績が出せないならクビにするべきだ」「尹大統領のおかげで販路が全て閉ざされてしまった」「大統領の外遊費用だけが無駄に増えていく」「尹大統領がサムスン会長を連れ回し、トッポギなんて食べているからこうなる」「脱中国はいいけど、問題は共に脱中国をする台湾と日本は黒字を出しているのに、韓国は過去最大の赤字だということ。政治が経済の足を引っ張っている」など厳しい声が上がっている。（翻訳・編集/堂本）