2024年2月1日、韓国・毎日経済は「韓国人観光客が台湾のタクシー運転手に逆走やスピード違反、信号無視など無理な要求をしていたことが分かり、物議を醸している」と伝えた。

記事によると、韓国人観光客は先月13日午後5時ごろ、台北市万華区でタクシーに乗り、飛行機の時間に間に合わせるため運転手に何度も無理な要求をした。また車内に多量のごみを残し、飲み物もこぼしたが運転手に知らせなかった。乗車後はタクシー配車アプリで運転手に低評価をつけたという。

これに腹を立てた運転手はネット上に不満を投稿し、タクシー配車アプリの顧客センターにも抗議した。運転手は「交通ルールを守るためやむを得ず客の要求を断った。道路が混む時間帯だったので急ごうとしても進めなかった。私が運転しているのは飛行機ではなく車だ」と説明し、「韓国人観光客たちがもっと早く出発するべき」と指摘したという。

タクシーが空港まで到着するのにかかった時間は1時間15分だった。道路が空いている時間帯の所要時間は40分ほどだという。

タクシー配車アプリ側は「アプリに表示される運転手の評価には大きく影響しない」と話したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「よく考えてもっと慎重に行動しようよ。海外では特に」「パスポートを取り上げてほしい」「スイスの遊覧船で韓国のおばさんたちがチャミスルを飲み、イカにコチュジャンをつけて食べていた…。それなら国内旅行をすればいいのに。なぜ海外で国の恥をさらすのか」「海外で国の恥さらしをする人たちは名前と顔を公開できればいいのに」などの声が上がっている。

また「韓国ではそんな乗客はなかなかいない」「本当に韓国人なの？迷惑系ユーチューバーか？」との声も見られた。（翻訳・編集/堂本）