米空港で中国人留学生の入国拒否・送還が相次ぐ―中国メディア

Record China    2024年1月29日(月) 20時0分

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中国メディアの新京報は29日、米国で中国人留学生が入国を拒否され送還される事例が相次いでいると報じた。

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中国メディアの新京報は29日、米国で中国人留学生が入国を拒否され送還される事例が相次いでいると報じた。

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報道によると、米ワシントン・ダレス国際空港でこのほど複数の中国人留学生が尋問を受け、ビザを取り消されて送還される事例があった。

在米中国大使館は「これらの留学生はいずれも合法的な証明書を所持していた」と説明。「彼らは休暇で(中国に)帰国、または旅行や会議で第三国を訪れた後に米国に戻った、あるいは新たに現地の大学に入学するために米国を訪れたが、長時間の尋問を受け、所持していた電子製品を検査され、中には10時間余りにわたって自由を奪われ、外部との連絡を絶たれた者もいた」とした。

その上で、「米国の関連の法執行者のやり方は中国の留学者の学業に深刻な影響を与え、心理的に極めて大きなダメージを与えるものだ」と非難。「米国側は頻繁に中国人留学生を理由なく尋問、さらには送還し、中国人民の正当で合法的な権益を著しく損なった。これは、両国の人文交流促進に関する中米首脳によるサンフランシスコ会談の共通認識に反する」とし、米国側に厳正な申し入れを行ったことを明かした。

ワシントン・ダレス国際空港

同大使館は米国への留学予定者に対し、同空港からの入国を慎重に判断するよう呼び掛けたほか、「入国の際の規定を詳細に理解し、準備しておくこと」「尋問された場合は理性的に協力し、不当な扱いを受けた場合は現場の担当者の情報をメモすること」「署名を求められた文書の内容をよく確認し、バックアップを残すよう求めること」などをアドバイスしている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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