英ライブ配信で中国人らが「撮るな」、実際は自らフレームインしていた―香港メディア

Record China    2024年1月25日(木) 19時0分

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香港メディアの香港01は25日、英ロンドンのストリートピアノをめぐるトラブルについて、「当事者の女性が自らフレームインしていたことが暴露された」と報じた。

香港メディアの香港01は25日、英ロンドンのストリートピアノをめぐるトラブルについて、「当事者の女性が自らフレームインしていたことが暴露された」と報じた。

騒動が起きたのは19日、ピアニストでYouTuberブレンダン・カバノー氏がセント・パンクラス駅のストリートピアノで演奏しその様子を配信していたところ、中国人らがやってきて「自分たちがカメラに映っていないか」「ネット上に上げないでほしい」などと要求。カバノー氏は「ここは公共の場所であるため、撮影するのは自由だ」と主張したが、中国人らは「われわれには肖像権がある」などとして食い下がった。

騒動後、中国人一行の一人である女性は当時の状況について、「春節(旧正月)を祝う番組の撮影を目的としていたので中国国旗を持っていた。撮影の内容は秘密性が高いものだったので、外部に漏らすわけにはいかなかった。ライブ配信を行っていることは知らなかった」と説明。「出回っている映像は部分的に切り取られている」などと主張していた。

しかし、香港01の記事は「カバノー氏が投稿した騒動が起きる前とみられる映像を見ると、カバノー氏らは背後にアジア系の人たちがいることに気付いており、日本の撮影クルーだと思ってカメラを向けた。この時、(中国人一行の中の)一人の女性が(カバノー氏らが撮影していると知りながら)自ら手を振りカメラの前に出てきてカバノー氏らと握手をし、自己紹介をした」と指摘した。

さらに、「女性はカバノー氏と楽しそうに会話をしていた。ピアノを披露してほしいと言われると、別の仲間の男性を手招きで呼び出し、(その男性の)演奏中にはリズムに合わせて軽くダンスもしていた」と伝えた。

その上で、ネット上では女性らの主張と映像での様子とが食い違っていると指摘する声が相次いでいるとし、実際に「彼らはあれほどまで“カメラに映らないこと”を重視していたのに、なぜ自らカバノー氏に歩み寄っていったのか」との声や、「(映像は切り取られているという主張について)ライブ配信なのにどうやって映像を切り取ることができるのか、逆に自分たちの(当事者の女性が騒動後に公開した)動画の方が編集が加えられている」と指摘する声が上がっていることを紹介した。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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