中国人の海外旅行は高級ホテル志向に、人気の旅行先は日本や東南アジア―中国メディア

Record China    2014年8月18日(月) 5時10分

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15日、海外のホテル予約に関し、最も「豪華なホテル」を好むのは広州市民、最も「用意周到」なのは上海市民という。

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2014年8月15日、夏休みも終盤に入り、オンライン旅行会社は海外ホテルの予約状況報告を相次いで発表、各自の統計データにもとづき、中国人の海外旅行の傾向に関して分析している。●蜂窩(●は虫へんに馬)の報告によると、海外のホテル予約に関し、最も「豪華なホテル」を好むのは広州市民、最も「用意周到」なのは上海市民という。また、芸竜旅行網の報告から、中国人は全体的に、海外のホテルを利用する際、高級ホテル志向であることが明らかになった。人民網が伝えた。

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■「豪華ホテル好き」の広州人、「用意周到」な上海人

●蜂窩が発表した「2014年上半期海外ホテル利用者予約・評価状況分析報告」によると、海外のホテルを予約したユーザー数を都市別に見た場合の上位5都市は順次、北京、広州、上海、成都杭州だった。広州市民のうち、「出発当日にあわてて航空機を予約し、宿泊ホテルは高級豪華ホテルを選ぶ」と答えた人は17%に達し、全国トップ。広州市民と対照的だったのは上海市民で、旅行に出る前に早めに綿密な計画を立て、準備万端整えるという用意周到さが目立った。統計データによると、「40日以上前から海外のホテルを予約する」と答えた人のうち、上海市民が最も多く約3万人、回答者全体の8%を占めた。●蜂窩の担当者は、「金に糸目をつけない人が最も多いのが広州市民で、特に宿泊施設は高級ホテルを好む。逆に上海市民は最も念入りに計画を立てる」と指摘した。

■ホテル選びのポイント、男性は「価格」重視、女性は「ロケーション」重視

ホテル選びのポイントとして、●蜂窩のユーザーのうち、45%が「交通の便が良く、アクセスしやすいホテル」、29%が「観光地や人気のランドマークに近いホテル」、17%が「お目当てのショッピングエリアに近いホテル」をそれぞれ挙げた。「ホテルを選ぶ際に、ロケーションは問題ではない」と答えた人は9%だった。また、男性が重視するポイントは順次、「価格」「ロケーション」「交通の便」「安全性」「付近のショッピングエリアや娯楽エリア」だったのに対し、女性は、「ロケーション」「価格」「安全性」「交通の便」「付近のショッピングエリアや娯楽エリア」の順に重視していることが分かった。

■家では倹約、旅行先では豪遊

芸竜旅行網が発表した「2014年夏季旅行宿泊施設分析報告」の統計データによると、夏休みに海外旅行に出かけたユーザーが選んだホテルの価格帯と予約率から見て、東南アジア諸国や日本、韓国が依然として中国人の主な海外旅行先であることが分かった。また、個人海外旅行を選んだ人の旅行目的は「観光」から「休養」へとシフトしており、宿泊するホテルのクオリティーに対する要求も上昇の一途をたどっている。予約するホテルは1泊1室「300〜599元(約5000〜1万円)」のミドルクラスホテルや「600〜999元(約1万〜1万6700円)のハイクラスホテルに集中した。また、1泊1室1000元(約1万6700円)を上回るラグジュアリーホテルの予約率もかなり高かった。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/TF)

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