中国にプチベビーブーム到来か、理由は「辰年だから」!?

Record China    2024年1月18日(木) 9時0分

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中国メディアの時代財経によると、中国の専門家が今年「プチベビーブーム」が起こる可能性があると予想した。写真は乳児の世話をするメイドの研修。

中国メディアの時代財経によると、中国の専門家が今年「プチベビーブーム」が起こる可能性があると予想した。

中国人口学会会長で中国人民大学教授の翟振武(ジャイ・ジェンウー)氏は、今年の中国の出産・育児の変化について、「中国人には辰年に出産を好む伝統があり、今年は出生率の上昇が期待できる」とコメントした。

翟氏は少子高齢化対策には支援策を拡充する必要があるとしつつ、「中国人が辰年を好む傾向は非常にはっきりしている。前回の辰年だった2012年も小さなピークを迎えた」と述べ、出生率の改善を予想した。

中国には「望子成龍、望女成鳳(息子は龍に、娘は鳳凰になってほしい)」という言葉があり、辰年は出産に人気の年。12年の年末には「子どもを辰年にしたい」と駆け込みで帝王切開するケースが相次いだと言われている。

中国の専門家による「辰年プチベビーブーム」説は大いに注目を集め、中国のSNS・微博(ウェイボー)でトレンド1位に。しかし、出産意欲が減退していると言われる中国では冷めた見方が多く、「また始まったよ」「専門家が迷信を言い出したら終わり」「辰年生まれなら出世できるのか?」「干支で出産するか決める人がどこにいるんだ」「産みたい人は祝福するが、産みたくない人はわざわざ言うことを聞くことない」「たぶん専門家を失望させる結果になるだろう」といったコメントが寄せられている。

なお、17日に中国国家統計局が発表したデータによると、2023年末時点の人口は14億967万人で前年比208万人の減少。出生人口は902万人(前年は956万人)だった。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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