コスプレイヤーが駅で止められ物議―上海市

Record China    2024年1月12日(金) 20時0分

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中国上海市で最近あった「コスプレイヤーの女性が地下鉄駅で係員に止められ、通報される」という出来事が、ネットユーザーの間で物議を醸した。

中国メディアの大河報によると、中国上海市で最近あった「コスプレイヤーの女性が地下鉄駅で係員に止められ、通報される」という出来事が、ネットユーザーの間で物議を醸した。

紫色のかつらや帽子などでコスプレしたこの女性は、あるゲームに登場するキャラクターに扮(ふん)していたという。別の中国メディアは「普通のコスプレに比べて大げさだ」と評し、女性に対して係員は「地下鉄に乗る際は宗教、ホラー、低俗などの要素を含んだ大げさな扮装は慎むべき」などと説明したと伝えている。


この件について大河報は、上海地下鉄の職員から「非日常的な服装なら係員は止めて警察を呼ぶ。警察による身元確認と同時に、野次馬騒ぎなどを起こした場合の責任に関する説明が行われる」との説明を受けたことを紹介しており、これに中国のネットユーザーからは「『日常的な服装』って誰が決めるの?」「(女性の)こんな簡単なコスプレで止められるなんて。去年ゲームイベントに参加した時は地下鉄にたくさんのコスプレイヤーがいたけど何の問題もなかった」「コスプレに対して特に思い入れがあるわけではないが、他人に迷惑をかけない服装なら自由だと思う」などの声が上がる一方、「地下鉄側の措置を支持する。みんなが安心できるよ」「コスプレ反対派ではないが、顔が隠れていたりするとセキュリティーチェックは大変だと思う」といった声も寄せられた。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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