中国在住の台湾人の投票意欲高く、北京の空港が台湾に戻る人であふれる―香港メディア

Record China    2024年1月12日(金) 18時0分

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12日、香港メディア・香港01は、台湾総統選が間近に迫る中、中国の空港では台湾人の帰省ラッシュが起きていると報じた。写真は北京首都国際空港。

2024年1月12日、香港メディア・香港01は、台湾総統選が間近に迫る中、中国の空港では台湾人の帰省ラッシュが起きていると報じた。

記事は、台湾総統選の投票が13日に行われるのを前に、台湾各地への直行便が就航している中国の空港では、投票のために帰省する台湾人が大勢押しかけているとし、11日に計3便が台湾の桃園空港に向かう北京首都国際空港では午前8時出発の第1便に乗るために乗客が6時ごろから長蛇の列を作っていたと紹介した。

そして、北京で生活する台湾人から「新型コロナ以降、台湾行きの便にこれほどの行列ができるのは初めてだ」「隔離措置が終わってからも両岸の観光は完全に開放されておらず、飛行機の便数が以前より少ない上、搭乗率も6〜7割だった。それが11日にはほぼ満席になったのだから、中国本土に住む台湾人の投票意識の高さがうかがえる」との感想が聞かれたと伝えた。

また、台湾メディアの報道として、北京にいる台湾のビジネスマンが「台湾に戻って投票するつもりがあるかを尋ねる街道弁事処(行政機関)からの電話があった。こんな電話を受けるのは初めてだ」と語ったほか、福建省在住の台湾人からなるSNSコミュニティーでも「台湾企業は投票期間中、台湾人社員に帰省休暇を与えよ」と呼びかける情報が流れてきたと紹介した。

記事は、この状況について中国の機関・全国台湾同胞投資企業聯誼会の李政宏(リー・ジョンホン)会長が「両岸関係が良好であってこそ、台湾のビジネスマンにとってメリットになる」と述べ、中国本土在住の台湾人の帰省、投票願望が非常に高まっているとし、長江デルタでは投票のための帰省を望む台湾人の割合が80%以上に達している可能性があるとの見方を示したことを伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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